私は、あの世があると思ってます。なんで人間は生きているのか、こんな答えの出ないようなことを学生時代に考えたこともありましたが、答えは見つかりませんでした。しかし、私はこれがとても大事だと思っております。これが分からないと政治はできないと思っております。政治は私たちが幸せにいきるためには不可欠です。人間がどういう存在であるかっていうことが分からないと、正しい政治は本当はできないと私は思います。幸せに生きるとは、なんのために人間は生きているのか、いや生かされているのか、それは魂の修行をするためだと私は思っております。そして、政治の役割は魂の修行ができる環境を整えることだと思っております。死んだら終わりではなく、あの世があります。天国・地獄があります。悪いことをしたら、当然、地獄にいきます。例えば、男女関係において著しく間違った生き方をした人は色情地獄、人を責めたり悪口ばかり言っている人は阿修羅地獄、自分の心の状態に応じて動物になる畜生地獄もあります。マンガ日本昔話の世界ではありません。日々、心にどのような思いを持って、どのような行動をしているか、これがとても大切です。親ガチャという言葉があります。ガチャガチャのように、親に当たり外れがあるということですが、とんでもないです。中高生が、私は貧乏の家庭に生まれたから外れですって親に言ってます。本当にとんでもないです。私はどのように考えているかと申し上げますと、私たちが生まれてくる前に両親の守護霊に今回はあなた方の家庭に生まれさせてくださいって言って生まれて来ていると考えております。ですので、偶然ではなく、私たちは自分の意思で両親を選んできてるのが霊的な真実です。そうしますと、親ガチャとかそういうものではないです。私たちは様々なところで生まれてきてます。そして何をこの地に、この地上に生まれてきてるかって言ったら、魂修行です。生まれてから苦しいことも悲しいことも嬉しいことも色々あります。人生は1冊の問題集です。色々あるけども、それを乗り越えていく時に魂が成長していきます。第二次世界大戦後のイギリスの社会福祉のスローガン、ゆりかごから墓場までという言葉がありました。たくさん税金を払って、政府から配給されて生きていく。これは自由ではないです。様々なことをしながら自分の人生を選び取ることで、自分の人生に責任を持てます。そして生きる喜びが倍増します。こうした人生観から、政治の役割は、私たちひとりひとりが自由な経済活動をできるように、魂修行の環境を整えることであり、これが極めて重要だと私は考えております。お金を配ることじゃありません。もちろん、福祉は大切です。福祉は大切ですが、やりすぎると魂修行にならないんです。福祉も大切ですが、やりすぎたらおかしくなります。幸福実現党の政策は全部このような考え方が基になっています。国防も年金も生活保護も経済も教育も全部こういう人生観から来ております。宗教政党と言われますが、宗教政党だからこそ言わなきゃいけないことってたくさんあります。本来と違うことがたくさん世の中で行われすぎてます。これをなんとかしたいと思っています。なかなか今は、宗教逆風の時代でもありますが、そこまでなかなか納得できないことあると思います。しかし、こうした考え方ですと、苦難や困難にぶつかったときに、「頑張ろう!」「乗り越えていこう!」と人生はポジティブになって喜びが増えてくると思っております。良いことも悪いこともあります。ひとつの考え方として、頭の片隅に置いておいて頂けるだけでも幸いでございます。