勤勉の精神が大切

⭐勤勉の精神が大切

 

コロナ・パンデミックに収束の兆しが見えない中、政府は様々な給付金を配っています。また「新しい資本主義」を構想する岸田首相は「富の再分配」「分配からの成長」を打ち出しています。しかし幸福実現党は、バラマキ政策が続けば「資本主義の精神」が死滅し、国力が衰退しかねないと危惧しています。バラマキは愛ではなく、むしろ人々の努力を阻害します。コロナ禍の苦しみを切り抜けるには「勤勉の精神」が大切です。

🌱幸福実現党NEWS vol.139 より

 

SDGSにも通じる
⭐️湯ぶねの教訓 「分度」

嘉永五年(1852年)二宮尊徳翁は湯ぶねのふちに腰かけて言われた。世の中では、そなたたちのような富者(お金持ち)が、みんな足る(十分足りている)ことを知らずに、飽くまで利(利益)をむさぼり不足を唱えている。それはちょうど大人がこの湯ぶねの中に突っ立って、かがみもせずに湯を肩にかけながら、湯ぶねが浅すぎるぞ膝までもこないぞと、怒鳴るようなものだ。自分がかがみさえすれば、湯はたちまち肩まで来て自然と十分になるだろう。ほかに求めるものがどこにあろうか。

分限(限度)を守らなければ、いくらあっても足りないでしょう。みんなが分度(分相応)を守り、余った分を譲り合えば、恵まれない人や社会・後の世代や環境のためにもなります。

 

⭐️働く喜びを感じられる社会へ

二宮尊徳翁は、一生懸命に勉強すること・一生懸命に働くことの大切さを伝えています。小さな努力の積み重ね(積小為大)がとても大切です。”情けは人のためならず”ということわざもありますが、天・地・人への感謝を忘れず、私たち1人ひとりが世のため人のために尽くして、働くことに喜びや生きがいを感じられる方が増えていったら嬉しいです。

 

報徳二宮神社

「報徳」とは、報徳二宮神社の御祭神である二宮尊徳翁が、かつて地域の人々が心豊かに暮らすことを願い、自ら説いて実践した大切な教えです。「万物にはすべて良い点(徳)があり、それを活用する(報いる)」ことが、世の中の全ての人々の幸福になるという教えです。

きんじろうカフェ

報徳二宮神社の御祭神「二宮尊徳翁」を多くの方に知って頂くためのカフェです。本格イタリアンコーヒーをはじめ、江戸時代に金次郎が食べていた食事「呉汁」をはじめ、報徳オリジナルグッズなどを販売しています。

呉汁・・・大豆を水に浸してやわらかくし、すり潰した汁を「ご(豆汁・豆油)」と言い、「ご」を入れた味噌汁なので、「ご汁」と呼ばれるようになりました。現在は、熊本の郷土料理として紹介されることもありますが、日本全国に古くから伝わる郷土料理です。