令和6年6月議会 一般質問日時のお知らせ

活動報告

皆さま、日々のご支援を誠にありがとうございます😊

6月4日(火)より6月議会がスタートします。

私の町政に対する一般質問を6月10日(月)10:00よりさせていただけることになりましたのでお知らせいたします。

当日、議会事務局(本庁舎2階)にて、受付簿に住所、氏名を記入いただくだけで、どなたでも傍聴できます。

杉戸町議会 傍聴

今回の質問事項

1、膨れ上がる民生費の影響は民生費

令和6年3月議会では、令和6年度杉戸町一般会計予算案については、民生費の著しい増大を討論で申し上げた。予算には限りがあり、民生費に占める割合が高くなれば、他の費用に充てる予算は少なくなる。能登半島地震では、道路や水道管の老朽化が被害を大きくしたことが指摘 されている。社会保障費の増大などによって、インフラ 補修への財源が不足していたことが原因のひとつである。町民の生命・安全・財産を守ることも町の大きな役割だと考えている。そこで、以下伺う。

(1)令和6年度の民生費と30年前である平成6年度の民生費を比較すると、予算額は約3.5倍増、構成比は約2.6倍増になっているが、要因は。また、当町の持続可能な財政のためには、民生費の抑制も大切であると考えているが、膨れ上がる民生費に対する当町の見解は。

(2)当町でも、インフラの老朽化が進んでいる。財政状況資料集によれば、類似団体より老朽化は深刻で あり、特に道路や橋りょう、学校施設、一般廃棄物処理施設の老朽化が進んでいる。民生費の増大による財源不足等によって、道路や橋りょう、学校施設、一般廃棄物処理施設の整備や耐震対策等が不十分になっているところはないか。また、不十分になっているところには、今後どのような対応や対策をしていくのか。

(3)当町の水道の基幹管路の耐震適合率は、令和3年度末時点で36.6%であり、県内平均値49.1%や能登半島地震で被災した石川県36.8%を下回っている。今後70年かけて布設替えを実施し、耐震適合率100%を目指す計画である。また、杉戸町水道ビジョン(改訂版)の更新計画の概要では、基幹管路と配水支管の工事費を令和5年度から34年度までは年間約3億2千万円、令和35年度から74年度までは年間約4億8千万円計上している。令和35年度からは国庫補助金を多く見込み、当町での負担は年間約7千万円増加する計画である。この老朽管の更新にあたり、具体的な財源の確保策をどのように考えているのか。

2、シニア世代の生きがいの最大化

高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるには、通院や買い物などに伴う移動手段の確保は欠かせない。しかし、高齢者のひとり暮らしは増加しており、特に自動車運転免許証を返納後の方で、外出に不便を感じている方は少なくない。当町では、地域の方がボランティアで高齢者の通院や買い物などのお手伝いをして、日常生活の一助になりたいと活動しており、その活動を支援するために杉戸町地域支え合い型移動支援事業が行われている。このような活動が広がり、シニア世代の生きがいにも繋がっていくことが大切であると考えている。そこで、以下を伺う。

(1)杉戸町地域支え合い型移動支援事業の成果と課題は。また、今後の方針は。

(2)高齢者の方より「働きたいけど働ける場所がない」という声をお聞きしている一方で、「働き手がほしい けど見つからない」という声もお聞きしている。加えて、「どこに何を相談したらよいか分からない」という方もいらっしゃる。そのような悩みを解決するために、地元求人、ボランティアや学習活動、健康づくりに関する情報をワンストップで提供できる 地元密着型の相談窓口を設置するのはいかがか。

(3)当町における介護事業で、「生きがいを最大化する」という視点を、成果指標の一つに取り入れるのはどうか。

(4)要介護や要支援の状態になった人でも、誰かのお役に立ち、生きがいを得ることは大切であると思っている。要介護や要支援の方への「生きがいの最大化」に関して、当町の見解は。

3、地域の方々との連携を大切にした地域猫活動を

広報すぎとの令和5年3月号と、令和6年3月号の 「ペット飼育のマナーを守りましょう」の本文には、「野良猫にエサをあげている人がいるという苦情が、多く寄せられています」という記載がある。記載の通り、野良猫にエサをあげることは良いことではない。一方で地域 猫を支える活動をされている方もいらっしゃる。地域猫 とは、地域の方々のご協力で去勢不妊手術を施され、地域でお世話されている猫です。しかし、地域猫と野良猫の 違いをよく知らない方からしたら、「外にいる猫はすべて野良猫である」と誤認し、地域猫へのエサやりにも誤解が生じている恐れがある。地域猫と野良猫の違いの周知などに加え、地域猫活動をされている方とより一層の連携を 図ることが大切であると考えている。そこで、以下を伺う。

(1)広報で発信する際、地域猫と野良猫の違いが分かるように周知する必要があると思うが、当町の見解は。

(2)「野良猫にエサをあげている人がいる」という苦情に対して、どのような対応しているのか。

(3)当町では公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加して、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を 行っている。ボランティア団体等とは現在どのような連携を図っているのか伺う。また、連携を図る上で、地域猫活動をされている方々を把握することは大切であると思う。町は十分に把握できているのか。

(4)宮代町では地域猫活動推進ボランティアを募り、飼い主のいない猫がこれ以上増えないように、地域住民へのPR・去勢不妊手術の実施、猫トイレの設置や餌の管理・指導等を行っている。地域猫活動の推進に関して、当町の今後の取組方針は。

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