「幸福のしっぽ」
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子猫🐥
(くるくると自分のしっぽを追いかけている。)
大きな猫🐔
「お嬢ちゃん、どうしたの?」
子猫🐥
「猫にとって一番大事なのは幸せで、その幸せは、私のしっぽだと気づいたんだ。だから、しっぽをつかまえたいんだ。そうしたら私はきっと幸せになれるから。」
大きな猫🐔
「私も若い頃は同じことを考えたわ。でも悟ったの。しっぽは追いかけると決まって逃げていく。でも、自分のやるべきことをやっていると、しっぽは、私がどこへ行っても、必ずついてくるものなんだよ。」
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🐔
「はな🐥は、このたとえ話の意味がわかる?幸福とは、自分の外部にあるもの、他人がくれるものだと考えていると、いくら追いかけても手に入らないもの。しかし、自分の価値を自分の内部に発見する人は、いつも幸福でいられるということだわ。」
🐥
「自分の価値を自分で発見するって、難しいかもしれないです。自分の身の回りの幸福は、あって当たり前になっていて、生まれたときからその幸福が与えられているなら、なおさら気付きづらいかもしれません。他の人と比較して、無いものねだりしたり、羨んだり、他の人から幸福を与えてもらおうとするのではなく、すでに自分に与えられている幸福に気付くことが、幸福への第一歩だと思います。」
🐔
「奪うのではなく、すでに与えられていることを喜ぶこと。はな🐥の感情の選択が、はな🐥を幸福にするのよ。」
🐥
「そうですね。自分の気持ちの持ち方で、自分の考え方も変わって、幸せにも不幸にもなれると思います。自分から不幸への道に入っていかないように気をつけないといけないですね。奪う愛ではなく、与える愛が大切ですね。幸せを届けることが、本当の幸せだと思います。」
⭐参考誌
大川隆法 「心の指針79」
大川隆法 「心の指針79」
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