神の子、光の子

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「神の子、光の子」

 

🐹
「エローヒムの主たる教えは何でしょうか?」

 

🐻
「『それぞれのなかに光なるものは宿っている。しかし、地球的真理から見ての善悪、光と闇はある。だからあなたがたは光を選び取りなさい』というような教えです。」

 

🐹
「光と闇の違い、善と悪の違いを説いたのですね。一億五千万年ほど前に、この地に下りられたのですが、当時はどんな時代だったのでしょうか?」

 

🐻
「当時は、地獄のもとになる、いわゆる低位霊界ができ始めていたころですが、天上界の指導霊団のなかでも、実績の差や意見の差がかなり出てきて始めていたころでもありました。このままでは、やがて地球霊界にも大きな分断が起きるという予兆が現れていました。すでに、低位霊界の住人となり、天上界に上がってこれない者が出始めていたので、もう一段、人々を正しい方向に導く必要があったのです。」

 

🐹
「やはり、宇宙人の影響もあったのでしょうか?」

 

🐻
「ありました。そのころには、宇宙から地球に飛来した宇宙人種もそうとう数になっていたため、価値観の多様性という意味では、かなり複雑なものになっていました。」

 

🐹
「そのため、統治の原理を説いたのですね。」

 

🐻
「そうです。善悪を教えると同時に、エローヒムは統治の原理として、さまざまな違った意見を反映させながら、国を治め、世界を治めていくという方向を示しました。」

 

🐹
「現代の民主主義のもとになる考え方ですね。」

 

🐻
「そうです。『神の子、光の子としての尊さにおいては、地球人種も、宇宙人種も、変わるものではない。平等だということです。ただ、意見の相違は数多くあるであろうから、その意見を一元的に統一するにはいかない。自分の心を澄まし、よく心の内側に穿ち入って考え、自分が正しいと思うことを、各自、自由に述べてよろしい。しかし、そのようにして話し合った結果、出た結果については、合意をもって、それを実行していくことをよしとしなさい』という、自由と平等が両方ともありました。」

 

🐹
「なるほど。話し合いと言いましても、私たちには判断できないこともあると思いますが、エローヒムは、どのように説いているのでしょうか?」

 

🐻
「判断がつかないことに関しては、きちんと天上界に祈りて神の声を聴き、それに基づいて大きな判断をしなさい。私たちの心では変えることができない、そもそもの仕組みについては、神の心に従いなさいと説きました。」

 

🐹
「そうですね。神によって創られていないものに自由を与えると危険ですね。」

 

🐻
「神によって創られているものであるからこそ、私たちは自由を求めて行動し、意見を述べ、活動してよいのです。神の子である平等性において、自由からの繁栄を求めていけるのです。しかし、分限として、人間の力を超えた領域には神の領域があることを忘れてはなりません。宇宙の仕組み、宇宙を貫く法については、大いなるものに帰依するという気持ちを忘れてはなりません。」

 

 

⭐参考誌

『ヤング・ブッダ 宇宙の光と闇』

| 幸福の科学 HAPPY SCIENCE 公式サイト
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