運命の赤い糸

Tips

「運命の赤い糸」

 

🐥
「運命の赤い糸ってありますか?」

 

🐰
「あると思うわよ。ロマンチックでいいじゃない。」

 

🐹
「運命の赤い糸は、本当にある。」

 

🐥
「本当にあるんですか!?」

 

🐹
「ある。生まれてくる前に、しっかり結婚相手を決めてきている。」

 

🐰
「本当にあるんだ。」

 

🐹
「一緒に数十年間、頑張って、理想的な家庭を築いていこうと約束している相手が必ずいる。」

 

🐥
「生まれてからではなくて、生まれる前に約束しているんですね。」

 

🐹
「もちろん、その約束には、配偶者が病気で亡くなったり、再婚したりすることもある。そんな複雑な一生を送るときもある。」

 

🐰
「困難もあるだろうけど、生まれる前に約束して、決意しているのね。」

 

🐹
「そうだな。そこを忘れてはならない。家庭づくりの原点は、生まれてくる前の、その約束に求められる。」

 

🐥
「生まれてくる前に約束してきたことが、その通りになるのですか?間違って、約束していない相手と結婚したりとかないですか?」

 

🐹
「それはあることはある。例えば、数十年前に戦争があって、男性が大量に死んでしまった。そのために、女性が男性の何倍もいる事態になってしまった。では、若い女性はみな独身で通すことを計画して出てきていたかというと、そんなこともない。『できたら、この人』と思っていたのに、相手が戦争で死んでしまったとか、そういうことはたくさんある。」

 

🐰
「そうなると、どうなるの?」

 

🐹
「どうなるかというと、それでも、過去のどこかで多少は縁のあった相手と引きつけ合うことが、非常に多い。夫婦の縁にも、ベストの組み合わせはあるが、やはり何段階かある。みな、二つ三つぐらいの縁は、いちおう持っている。」

 

🐥
「ストックみたいな感じで持っているのですね。」

 

🐰
「自分も相手もストックを持っているんでしょう。両方ともストックを持っていると、結び付けって難しそう。」

 

🐹
「そうだな。生まれた後にも、いろいろな人間関係もできていくから、そこでできる縁もある。なので、たまたま出くわした相手とは、縁があったと思って生きていくのがベストだと思う。」

 

🐥
「出会いは大切にですね。」

 

🐰
「一期一会の心得ね。」

 

🐥
「出会いが大切なのは分かりましたが、運命の赤い糸はどのようなときに感じますか?」

 

🐹
「一生には、ステージのようなものがあって、ステージ5で出会う予定だが、今の自分はまだステージ3にいるような場合は、まだ感じないかもしれない。なので、どこのステージで出会えるかは分からないが、次のステージにいけるように、今の自分をもっと磨き高めていく必要があると思う。そのために、自分のやり遂げたいことは何なのか、それに対して今からできることは何なのかを考え行動し、ステージアップしていくことで、いつか運命の赤い糸を感じるときが絶対にくると思う。運命の赤い糸はあるが、生まれる前の約束を果たせるかどうかは自分の頑張り次第。これを忘れないことが大事だと思う。」

 

⭐参考文献
大川隆法 『コーヒー・ブレイク 幸せを呼び込む27の知恵』

コメント