「いい夫婦の秘訣」
🐻
「夫婦の会話は、とても大切です。
✅最近、夫婦の会話が減ったなぁ
✅大切なことが話せてない…
✅お互いに無関心になってきた気がする
✅優しくないし、不機嫌なのかな
✅なんか愛が減ってきたかな?
そんなときどうしたら良いか、その解決のヒントを探ります。」
🐥
「上手くいっている夫婦と、上手くいかない夫婦
の違いは何でしょうか。」
🐻
「それは、夫婦の会話の質です。上手くいっている夫婦のタイプは、おおむね以下の3つ。恋人タイプ・戦友タイプ・同居人タイプの3タイプです。」
🐥
「恋人タイプは、ラブラブ夫婦ですか?」
🐻
「そうです。恋愛感情で上手くいっているのが、このタイプ。コミュニケーションの特徴は、愛情表現が多いこと。言葉だと、”愛しているよ””大好きだよ”など、行動だと、”手をつないだり””記念日を大切にしたり”と愛情表現をして、お互いを思いやるタイプです。」
🐥
「第三者から見たら、幸せそうな夫婦に見えますね。」
🐻
「次に、戦友タイプ。価値観が合ったバリバリ夫婦です。一緒に家庭を切り盛りしていくのが、タイプです。コミュニケーションの特徴は、ビジョンの共有。”子どもは何人?””何歳までには、こういう風になりたい!”など、夫婦でしっかり話し合い、報連相を大切にするタイプです。」
🐥
「なるほど。」
🐻
「3つ目が、同居人タイプ。一緒にいて、ラクな相手だから結婚している夫婦です。簡単に言えば、シェアハウスの同居人みたいなタイプ。お互いに自立していて、夫婦間で決めたルールやマナーを守ります。例えば、しっかり家事の分担を決める・お互い小まめに感謝の言葉を言って適度な距離を保つなど、ルールやマナーを守って、気遣いを忘れないタイプです。」
🐥
「上手くいく夫婦は、思いやりとか、報連相とか、お互いが過ごしやすいようにルール・マナーを決めているのですね。」
🐻
「そうです。他に、相手を他人と思う、自分と相手のメンテナンスをすることが、夫婦が上手くいく秘訣なのです。上手くいく夫婦のルールを5つ紹介します。」
△ 相手を家族だと思う
○ 相手を他人だと思う
🐥
「結婚してるんだから、家族じゃないんですか?」
🐻
「そんなの冷たいなぁ…と、感じるかもしれませんが、例えば、相手を家族だと思っている夫婦だと、
🐹 『コーヒーいる?』
🐰 『いらない。』
このやりとりには、大切なことが抜け落ちています。それは、相手に対する気遣いや思いやりがないことです。
🐹 『コーヒー飲む?』
🐰 『ありがとう。今はいいわ。』
相手を他人だとすると、”ありがとう”という気遣いが生まれるはずです。”家族だから少しくらい失礼でも許されるよね””家族だから、言わなくても伝わるよね”などと、こんな甘えや依存な気持ちがあると、上手くいかないかもしれません。親子なら許されるところもあるかもしれませんが、夫婦は親子とは違います。それぞれ、夫のお母さんでも、妻のお父さんでもありません。相手を敬い、いつも気遣いを心がけることが大切です。少しくらいフラットな関係が良いかもしれません。」
△ 自分のやりたいようにやる
○ 決めたルールやマナーを守る
🐻
「実家の家族のように甘えないため、相手をシェアハウス仲間だと思うのが、ちょうど良いでしょう。夫婦だから、何を言っても、何をやっても良いわけではありません。夫婦だからこそ、お互いの言葉や行動に気を付けなければならないのです。」
🐥
「お互いが気持ち良く過ごすために、ルールやマナーを守ることが大切ですね。」
△ 以心伝心で通じ合える
○ 報連相を心がける
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「仲良し夫婦ほど、”言わなくても伝わってるよね。”と、思いがちです。しかし、それは幻想です。たしかに、以心伝心で通じるところはあるかもしれませんが、どんなに仲良し夫婦でも、会話なく分かり合えることはできないと思います。なので、報連相を心がけることが、やはり大切なのです。報連相をして、”やっぱり、そうだよね!”で良いと思います。特に、大事な選択をするときには、お互いの意思確認は重要です。夫婦には、様々な乗り越えていかなればならない壁があります。例えば、結婚式・住む場所・育休産休・転職・子どもの進路・親の介護などなど。子どもの進路を話し合うとき、
🐰 『あなたから、はな🐥の進路の話をして欲しいの。』
🐹 『はな🐥が、決めることだから知らん。』
🐰 『担任のむぎ先生🐔が、今のままだと進学できないって言ってたのよ。』
🐹 『だったら、みみ🐰から話せば。』
🐰 『……
🐥
「私のことで申し訳ございませんが、みみちゃん🐰、激おこぷんぷん丸になるかもしれませんね。」
🐻
「妻には妻の、夫には夫の、色んな思いがあるでしょう。だからこそ、お互いが考えていることを報連相して、何を考えているのかを共有することが大切なのです。」
△ 照れくさいから何も言わない
○ “ありがとう””大好きだよ”と言う
🐻
「思いやりや感謝の気持ちも、言わなくても伝わっていると考えるのはとても危険です。例えば、食事というありふれた時間、
🐹
『美味しかったよ。いつもありがとう。』
🐰 『良かったわ。また頑張るわね。』
夫婦と言えども、ストレートに伝えなければ、分からないことはたくさんあります。恥ずかしい気持ちもありますが、恥ずかしい気持ちを乗り越えた愛情表現がとても大切なのですね。」
△ 過信してダメにする
○ メンテナンスも忘れずに
🐻
「夫婦関係は健康のようなものです。健康を崩せば、体調を崩してしまいます。夫婦関係が悪くなれば、家庭環境が悪くなります。ちょっとした無理の積み重ねで、ある日突然バッタリ倒れたりすることもあるかもしれません。」
🐥
「失ったときに、その大切さが実感できることってあると思います。」
🐻
「本当ですね。しかし、失ってからでは手遅れなこともあります。健康と夫婦関係はとても似ています。体が資本、健康が1番。夫婦が基本、夫婦仲が1番です。地道なメンテナンスを心がけましょう。お互いを思いやり、お互いを尊重して、お互いが素直な気持ちになって、夫婦のコミュニケーションを大切にすることが、素敵な家庭を築く秘訣だと思います。」
⭐️おまけ
夫婦仲を良くする会話例🐹🐰
△ 〇〇やってよ!
○ 〇〇やってくれる?
▶️🐹
「命令形ではなく、疑問形で。また、”〇〇してあげた”は、恩着せがましいと受け取る方もいるので注意。」
△ なんでもいいよ。
○ どうしようか?
🐰
「今日の夜は、何が食べたい?」
🐹
「なんでもいいよ。」
🐰
「……、
▶️🐹
「他人事にするのではなく、一緒に悩んで共感することが大切。夫の悩みは妻の悩み、妻の悩みは夫の悩み。お互いの悩みを、自分の悩みとして考えることが夫婦円満の秘訣でしょう。」
△
🐹「さっきは、ごめん」 🐰「あっ、そー」
○
🐹「さっきは、ごめん」 🐰「いいえ、私もごめん」
▶️🐹
「ときには、夫婦喧嘩もあるかもしれません。夫婦喧嘩をしたときは、お互いに謝ることが大事。意地を張り合っていると、小学生の喧嘩みたいになって、謝っていることに勝ち負けが付いてしまったりすると、謝っているのにモヤモヤ感が残ってしまうかも。相手の”ごめん”に、自分も”ごめん”と言えることが大切です。」
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